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タナ・トラジャ:村、墓地、訪問計画

タナ・トラジャ:村、墓地、訪問計画

GoAsia編集部 · 最終更新: 2026年10月23日
目次

タナ・トラジャは、スラウェシ島中央部の山岳地帯にある高地地域で、トラジャ人の故郷です。ひとまとまりのコンパクトな観光地ではありません。[1]トンコナンの家屋と米倉がある伝統的な村、崖に掘られた墓所、立石のある儀礼の広場が県内に点在しています。[2]儀礼や葬送の文化を見に来る人もいれば、徒歩で人里離れた村を目指す人や、サダン川の急流でラフティングを楽しむ人もいます。[1]まず見たい場所の種類を選び、それを軸にルートを組み立てましょう。

興味のある訪問先の種類を選ぶ

伝統建築を見るなら、ケテ・ケスから始めましょう。この村は400年以上の歴史があり、水田に囲まれて建っています。巨大な舟形の屋根を載せたトンコナンの家屋が、隣接する米倉と並んで立ち並びます。彫刻を施した壁と水牛の角が、それぞれの持ち主の身分を示します。トンコナンのひとつは博物館になっており、村の中や周辺の露店では彫刻、宝飾品、壁掛けが売られています。UNESCOはケテ・ケスを登録された集落のなかで最も完全な例とし、家屋、埋葬地、20基以上の立石がある儀礼の広場、水田、水牛の放牧地があると説明しています。ケテ・ケス村の紹介を読む。[3][2]

墓所の景観では、レモは祖先の像が並ぶ回廊を備えた崖の墓所です。ロンダでは一般の人の棺が丘のふもとの洞窟や割れ目に安置され、身分の高い人は石灰岩の崖に掘られた部屋に、地上50メートルまでの高さで納められ、それぞれをタウタウの像が見守っています。ボリ・パリンディンには、高位の人物が催した祝宴を示す100基以上の立石がある儀礼の広場があり、巨大な岩を掘り抜いた埋葬室も併せもちます。[2]UNESCO暫定リストのタナ・トラジャの項目を読む。

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一日の訪問先をまとめる

インドネシアが2009年にUNESCOへ提出した資料は、県内の10か所を挙げています。パッラワ、ボリ・パリンディン、カンデ・アピ、ナンガラ、ブントゥ・プネとランテ・カラシク、ケテ・ケス、パラ・トケ、ロンダ、レモ、トゥマッケです。近い場所をまとめて一日に回り、遠い場所は別の日に回しましょう。ベモと呼ばれる地元のミニバスは、道中で人と出会える移動手段です。運転手付きでも無しでも、ミニバスやジープを貸し切ることもできます。村の中は歩いて回りましょう。[2][1]

パッラワのトンコナンの彫刻と彩色が施された正面
パッラワのトンコナンの彫刻と彩色が施された正面写真: Arian Zwegers / Wikimedia Commons, CC BY 2.0

行きと帰りの移動を計画する

マカッサルとトラジャの間に直行便はありません。マカッサルのスルタン・ハサヌディン空港まで飛行機で行き、そこから陸路で移動します。[1]ランテパオ行きのバスはマカッサルから毎日出ており、食事休憩を含めて約8時間かかります。チケットは市内で買えますが、バスはベモで20分ほど離れたダヤのバスターミナルから出発します。ランテパオには、マカッサルへ戻るバスを運行する会社が複数あり、便数は乗客数によって変わります。[1]Indonesia Travelのタナ・トラジャ概要を見る。

ランテパオ近郊の丘陵に広がる田んぼ
ランテパオ近郊の丘陵に広がる田んぼ写真: Ullasa Kodandaramaiah / Wikimedia Commons, CC BY-SA 3.0

客人として訪れる

トラジャの人々は今も、生と死を祝う古くからの儀礼を農耕の季節に合わせて続けています。[1]ここは演出された観光地ではなく、今も息づく文化の場です。儀式には地元の人から招かれた場合にだけ参加しましょう。村、墓所、儀式では現地の指示に従い、人物や繊細な場面を撮影する前には必ず許可を求めましょう。

国内全体のルート計画はインドネシア旅行ガイドをご覧ください。

出典と背景情報

本文中の[1]などの番号は、これらの資料を示しています。

  1. [1] Indonesia Travel (Ministry of Tourism): Tana Toraja destination overview. 閲覧日: 2026年10月23日.
  2. [2] UNESCO World Heritage Centre: Tana Toraja Traditional Settlement, Tentative List submission. 閲覧日: 2026年10月23日.
  3. [3] Indonesia Travel (Ministry of Tourism): Ke'te Kesu' village profile. 閲覧日: 2026年10月23日.

よくある質問

ケテ・ケスでは何が見られますか?

水田の間に、トンコナンの家屋と米倉が立ち並ぶ400年以上の村です。彫刻を施した壁、トンコナンの一軒を使った博物館、工芸品の露店、立石のある儀礼の広場もあります。村の背後には、吊り下げられた棺とタウタウの像がある埋葬の丘がそびえています。

レモとロンダはどう違いますか?

レモは祖先の像が並ぶ回廊を備えた崖の墓所です。ロンダでは一般の人の棺が丘のふもとの洞窟や割れ目に置かれ、身分の高い人は石灰岩の崖の高い所に掘られた部屋に安置されます。

一日でいくつもの場所を回れますか?

はい、近くにある場所をまとめれば可能です。場所は県内に点在しているので、ベモや貸し切りのミニバス、ジープを使い、運転手は付けてもよいし付けなくてもよいでしょう。遠い場所は別の日に回しましょう。

タナ・トラジャはユネスコの世界遺産ですか?

いいえ。インドネシアは、10か所からなるシリーズ Tana Toraja Traditional Settlement を、2009年10月6日にユネスコの暫定リストへ提出しました。暫定リストへの掲載は、世界遺産リストへの登録ではありません。

マカッサルからタナ・トラジャへはどう行けますか?

航空便はありません。ランテパオ行きのバスはマカッサルのダヤ・バスターミナルから毎日出発し、食事休憩を含めて約8時間かかります。チケットは市内で購入しましょう。

葬送の儀式に合わせて訪問を計画できますか?

儀式を中心に旅程を組むのは避けましょう。家族や現地の人から招かれた場合は指示に従い、写真を撮る前に必ず許可を求めましょう。

トレッキングやラフティングはできますか?

はい。文化的な場所のほかに、田園地帯を歩いて人里離れた村を目指したり、サダン川の急流でラフティングを楽しんだりできます。

ガイドや運転手は必要ですか?

必ずしも必要ではありません。ベモや、運転手付きでも無しでも借りられるミニバスやジープで移動できます。高地で日程をまるごと組むなら、経験豊富な旅行会社に手配を任せるのが最も簡単です。